改正消費税講座 第27回 消費税アップの伴う資金リスクと税務リスク

消費税がアップすると損した気持ちになりますが、本当にそうでしょうか。
結論から言うと、短期的な資金は足りなくなるものの、長い目で見れば資金的にも税務的にもリスクは生じません。
これはそもそも納付すべき消費税の計算は

受け取った消費税  ―   支払った消費税

によって計算されることによります。

つまり受け取った消費税が5%であり、支払った消費税が8%である場合。
つまり原価が100万円+消費税8%で、売り上げが100万円+5%である場合、
納付すべき消費税は

5万円  ―  8万円  =  マイナス3万円

と計算されます。

この時、消費税の課税事業者であれば消費税の申告を行うことで3万円は手元に還付されて戻ってきます。
つまり払いすぎても、払いすぎた分は戻ってくるのです。
このため取引当初は資金がマイナスになることもありますが、申告を行うことによって還付されてきます。つまり資金リスクや税務リスクはないわけです。
なおこれは消費税の課税事業者のみが適用される。つまり売上高が1,000万円未満で、消費税の課税事業者としての届け出をしていない場合は該当しないことに留意してください。

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